9月14日(土)、川村英文学会大会が行われました。
川村英文学会とは、国際英語学科の学生?卒業生?教職員を会員とする学会です。学科の同窓会も兼ねています。年報『川村英文学』を発行し、年次大会では学外の講師による講演会を開き、卒業生を招いて卒業後の体験を話してもらっています。
会長の挨拶
特別講演として、東京女子大学特任准教授のセランド修子先生に「同時通訳者が真っ暗なトンネルの中で追う幻想」と題した講演を行っていただきました。会議通訳としてのご自身の経験や、英語から日本語、また日本語から英語へ通訳することの大変さをお話しいただきました。また、実際にワークとしていくつかの例文の訳を考えることで学生もその難しさを体験していました。
セランド先生
病院での"What brought you here today?"の訳は?
緊張しつつ発言
卒業生スピーチでは2008年度と2012年度の卒業生に学生生活や現在の仕事などを話していただきました。卒業してから10年以上経つ先輩のお話によって、学生も未来のキャリアを想像できたのではないかと思います。
子育てイベントを企画
グランドスタッフとして英語を活かす
最後に就職活動を終えた4年生がどのようにして内定を得るに至ったかを説明してくれました。企業選びの決め手として話してくれた、「企業の理念や方針に共感できる」「そこで働く自分が想像できる」「なんとなく明るい気持ちになる」といった点は、後輩にとって非常に参考になるアドバイスだったと思います。
就活は自己分析が大事
セランド先生の講演、卒業生スピーチ、そして4年生の就活体験など、長時間にわたり盛りだくさんの内容でしたが、在校生はみなメモを取りながら熱心に話を聞いていました。
恩師との再会
夏休み中の最後のイベントが無事終わりました。学生が後期も充実した学生生活を送れるよう願っています。
(N.Kurabayashi)