【授業紹介】富良野自然塾東京校へ参加!-SDGs?産学連携「観光文化実践Ⅸ」-

-観光文化実践-

本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回はSDGsプロジェクト?産学連携「観光文化実践Ⅸ」をご紹介します。

本講座は、株式会社サンシャインシティが東池袋エリアの活性化と回遊性向上を目指し開催するプロジェクト「Sunshine City PLAYPARK(サンシャインシティプレーパーク)」において、履修生自らがワークショップの企画(テーマ:SDGs)と運営を行う校外学修型プロジェクトです。

今年は、造園?緑化の企画?設計、施工、維持管理などを行う西武造園株式会社(豊島区長崎)と共同出店するという機会に恵まれ、「環境教育」をテーマに11月2日と3日に出店を予定しています。

学生は、環境教育の最前線を学ぶため、西武造園が運営する「富良野自然塾東京校」へ参加をしてきましたので、その様子をご紹介します。

※富良野自然塾東京校とは…北海道富良野市で「北の国から」で知られる作家?倉本 聰が塾長を務める「富良野自然塾」のコンセプトそのままの内容で、国営昭和記念公園(東京都立川市)内に設置されたコースを使って体験できる環境学習プログラム。西武造園に所属する専属インストラクターが、過去に起きた地球の壮大な物語と生物の進化についてドラマチックに解説することで、地球の環境問題について楽しく学ぶことができる。(西武造園公式ホームページより)

「裸足の道」
裸足になって目隠しをして、芝生、砂利、土など、様々な地面を歩きました。目隠しをすることで視覚以外の音や臭いの感覚が鋭敏になり、より自然を感じることができました。
 

「1mの地球」
直径1mのオブジェを観察しながら地球の構造や、太陽や月との位置関係を学びました。教科書からは学ぶことができない宇宙の壮大さを体感できるプログラムでした。

「46億年?地球の道」
46億年の地球の歴史を「460m」の距離に置き換えて歩きました。自然環境の変化とともに進化してきた生命の歴史を知ることによって命の尊さを改めて感じ、460mを歩いた先にあった「地球は未来の子孫から借りている」というメッセージは明日の行動を変える力強い言葉でした。

学生の感想です。
「お話を通じて、私たちの住んでいるあたりまえの環境がいかに尊く、そしてギリギリのところで成り立っているかを改めて感じることができ、自然環境の大切さについて深く考えさせられる機会となりました。11月のサンシャインシティへの出店に向けても、大変参考になる内容ばかりでした。今回学んだことを活かし、より良い形で取り組んでいきたいと思っています。」

さあ、学生はサンシャインシティプレーパークの出店へ向けて大忙しとなることでしょう。詳しいイベントの内容は、後日、告知いたしますのでお楽しみに!(担当:山田 祐子)