【授業紹介】池袋西口フィールドワーク~観光文化実践Ⅱ~

-観光文化実践-
本学科の特徴でユニークな授業「観光文化実践」。学生が観光地や観光事業者を自ら訪ね、自分の目で確かめることで、教室での理論の学びを深めています。各教員がオリジナルの授業計画を立てていますが、今回は「観光文化実践Ⅱ」を紹介します。

~東京の景観?観光まちづくりフィールドワーク?観光文化実践Ⅱ~

観光文化実践IIでは「東京の景観?観光まちづくりフィールドワーク」というテーマで《豊島区景観形成特別地区》周辺のフィールドワークをおこなっています。
この地区の景観形成基準(建築物や色彩などについて)を事前に学び、現地で周辺の観光スポットを含め、景観、バリアフリー、情報の整備などを観察調査します。
今年度は第1回神田川沿川、第2回雑司ヶ谷、第3回&第4回池袋の調査を実施しました。今回は第4回の池袋西口フィールドワークを紹介します。
池袋西口は再開発が進められており、駅前の池袋西口公園や西池袋公園の歩行者が楽しめる緑のある空間や、東京芸術劇場を中心にアート、カルチャー都市を感じさせるまちづくりが行われています。
フィールドワーク当日はあいにくのお天気でした。池袋西口公園のグローバルリング、東京芸術劇場、西池袋公園を中心に観察。

学生の調査報告の一部を紹介します。

「池袋西口公園は休憩スポットとして利用する人が多かった。グローバルリングカフェや気温や時間帯の情報を解析しながら変化する噴水があった」


「東京芸術劇場周辺は派手さを抑えた落ち着いた色彩だった。劇場は開放的な空間で、レストランを利用することもできる」


「西池袋公園は緑が多く、複数のオブジェや石像が設置されている。スロープがありバリアフリーにも対応していた」

4回の調査をもとにして、最終的には各自が「まち歩きコース」や「観光ガイド」を作成しました。(担当:高山啓子)